集塵管更新を行いました。
集塵管更新を行いました。重量物の為玉掛け道具、ワイヤー選定、各作業員の理解度を高める
打合せを徹底し作業に臨みました。 集塵管(φ950 全長約25m 重量9.3t)
Before
After
集塵管更新工事
集塵管管台、支柱、集塵管本管設置作業
2023/12/1~2023/12/26
10人/1日 で施工実施
施工内容
集塵管を設置する支柱、管台を設置します。
反対側は既設流用しつつ補強の梁を入れ込みます。
今回の集塵管は3分割で現場に納品してもらい、現場にて地組み→取付けになります。
現場が狭く、やりづらさはありましたが、この後繋ぎ部分を塗装し取付けになります。
周囲の片付けを行い、玉掛け準備に入ります。重量物なので吊具の選定、重機オペレーターとの打ち合わせは密に行いました。
いよいよ吊り上げです。玉掛時の基本となる地切りの確認を徹底します。大きくなればなるほど吊り荷が振れた時に挟まれる危険があるので、地切りはとても重要です。
地切りが上手くいき、無事に上げる事ができました。長尺物なので自転しないよう、介錯ロープ(オーライロープ)を付けて保持しています。
玉掛け合図者と重機オペレーターとの息を合わせ、設置場所へと誘導します。周囲の作業員も声を掛け合いしっかりサポートします。
こちらはボルト取りなのでこちらから合わせていきます。(01側は溶接なので合わせ代に余裕があるため後回しです)
管台も合わせます。
ボルトが全部入る事を確認後、今度は01側を合わせていきます。
こちらには別途レッカーを待機させ、微調整用としています。上げ下げはもちろんですが、長尺で重量物である事から捻じれが生じるからです。それを修正します。
高さ調整を集塵管本管を吊っているレッカーで行い、捻じれの修正をもう一台のレッカーで行います。この捻じれ調整が反対側(02)のボルト位置合わせに影響します。レッカーを据える場所が無かったのでこのような配置にしています。
反対側(02側)が決まったらこちらの微調整です。面間を合わせ、バンドで巻き、溶接していきます。
最後に全周を溶接し完成です。
無事に終了しました。従事してくれた各関係者の方お疲れ様でした!