集合架台更新を行いました。
経年劣化による腐食部の補修、更新を行いました。以前投稿した製作品を使用しています。
Before
After
経年劣化、腐食した架台の更新
柱、ブレス補強後解体、梁、根太、手摺、階段の新設、塗装
2022/4/15~2022/9/26 実働107日間(月平均21.4日)
4人~12人/1日 で施工実施(※他現場状況により変動する為)
施工内容
腐食、劣化してしまった柱(今回は9本分)の補修を行いました。斜めに入っているブレスも腐食部分を切断し鋼板を当て、溶接にて補修します。
01とは違った場所の柱とブレスです。
こちらは鋼板を当てているところより、下部は取り替えています。
溶接で確実に接合します。
腐食した梁を解体する前に補強材を入れます。(梁上の設備の脱落防止の為です。)溶接、ブルマンで固定していきます。
画像の設備も取替える梁上に乗っているので補強材と確実に溶接、ブルマンにて固定していきます。
解体も順序良く行っていきます。
ケガ、設備座屈等リスクがあるので細心の注意を払って作業します。
この作業を安全にする為に補強がものを言います!
工場で製作した梁を設置します。
重量物なので、重機を使います。吊り道具(ワイヤー等)使用前点検、作業員同士の相互注意、重機オペレーターとの密な打ち合わせを行い作業を進めていきます。
梁を入れ終わったら、根太を取付けて行きます。(画像内ボルトと組んである鋼材です。)
組み終わったらエキスパンドメタル(画像は後掲してあります。)を敷き、床面とします。
基準となる柱外側に設置するデッキです。設備が乗るわけではないので比較的軽い鋼材を使用しています。
余りに長いと運搬できないので小分けにして現場で組みあげています。
説明前後しましたが、移動式クレーン搭載の車両で運搬していきます。
手摺、階段を設置していきます。
ここでも重機を使用し、設置します。
手摺、階段は持ち運びを考慮し、現場で繋げます。
鋼材を曲げたり、切断したり、溶接したりで繋げていきます。
溶接まで終わったら手入れを行い、塗装します。
全体的に出来上がってきました。やり残し等ないか確認します。
確認後足場解体していきます。
全体画像で見えない箇所の手摺です。
先ほど(07)床面としたエキスパンドメタルは上記画像の菱形の網目の事です。
こちらも見えづらいので中から撮影しました。
全体が撮れればわかりやすいのですが、今回は3FL(フロアレベル)分の施工を行いました。
この度は作業のご依頼誠にありがとうございました。
ケガもなく無事に終えられて良かったです。
また次回更新します。